自分ノート

我が人生の回想録。記憶の中から思い出したことを書き残すブログ

セールスマンごっこ

千葉県に引っ越し幼稚園に入園するまでは、近所で一人で遊んでいることが多かった。

幼稚園は年長一年だけしか行かなかったので、それまでは近所を一人フラフラ遊んでた…(^_^;)

親はオレがどこをフラついて遊んでいるのか知る由もない(笑)

まあ、繋がれてない犬みたいなもんだ。

 

「ピンポーン」

適当な家の玄関で呼び鈴を押す。

「はーい、どちら様ですか?」

オレは答える。

「まいどでーす」

「何かお仕事ありますか〜」

 

ドアを開けると、かわいい(笑)男児が、真面目な顔してセールスマンをしてる(笑)

肩には小さなショルダーバッグ。大人の真似をしてるのだろう(_ _;)

 

まあどこのお宅でも、そうねぇ〜、そこの庭にあるバケツを玄関に入れてちょうだい…などと、仕方ないので適当にどうでもいいような仕事を与えてくれ、お菓子をくれてまたお願いね〜とか言って笑顔で追い返される。

 

近所でも有名なチビッコセールスマンだった。

 

自分の家の並びくらいだったら、相手もオレを知ってるので、相手もしぶしぶ付き合ってくれてるのだろうが、オレの家を知らないもっと遠くまでセールスマンして歩いてるのだからたちが悪い(笑)

 

ある日、知らない家のおじいさんが家に上げてくれ、なぜか一緒にお風呂に入って、ご飯まで食べさせてもらったことがあった(笑)

 

今考えるとかなり変わった子供だったかもしれない(笑)

 

もちろん人の家で知らないおじいさんとお風呂入ったことなど親は知る由もない。